リクルート 先輩 メッセージ

新しい製品、新しい機能、価値を創り出していく手応え。加西工場 工作チーム 高橋利文 26歳 入社7年目

加西工場 工作チーム 高橋利文

 計4人いる工作チームの中で、私は一般受注型の製品とは別の特注品の加工製造を担当しています。新製品の雛形になる試作品、特殊仕様の錠などを取り扱っており、ものづくり企業としての前線を担うとも言える、責任、手応えともに大きい役どころですね。
 本社の設計部からあがってきたCAD図面に従って加工図面を引き、NCフライス、ワイヤーカットなどの機器に加工法をプログラミングする業務が中心ですが、機器部材の調達、加工品の組立、出荷といった全領域が仕事に含まれてきます。

 完璧な製品を納期に間に合わせることは時に困難を伴いますが、やり遂げた時は何にもかえがたい達成感がありますね。手を付ける前は難しそうだった仕事を意外にスッとこなせた時は、自分の力量が上がったことを実感できて素直に喜びが込み上げてきます。
 入社して早めに、多くの製品に横断的に関わることができる立場で仕事ができたことは、自分にとって非常にプラスになっていると感じます。

 実は近々、オリジナルの製品金型の設計を任されることになりました。これまでの業務以上に製造の重要部分を担うことになるため、一層気を引き締めて行かねばと自分に言い聞かせています。
 また、自分の技能と体験を後輩たちに伝えていくことにも、これまで以上の力を入れていこうと思っています。

ものづくりの苦労は かならず、報われる、と知った。福崎工場 加工チーム係長 岡本洋一 37歳 入社18年目

福崎工場 加工チーム係長 岡本洋一

 私の現在の中心業務は福崎工場でのCNC自動旋盤を使ったシリンダー切削。(株)シブタニの主力ブランドであるClavis錠の心臓部を最初に削り出す仕事です。コンピュータ制御の24時間稼働機器を定期検査しながら、部署全体に目を配る管理業務や製造実績のデータ蓄積といった細かい業務も行っています。

 入社当初は、加西工場の製品組立部にいました。2000年頃、Clavisの完全自社製造と福崎工場へのCNC旋盤導入が決定した時、すぐにその担当に名乗りを上げました。コツコツものづくりをするのが好きな自分の性分は、一から立ち上げる機械の担当に向いている、という考えからでした。

 とはいえ、前例のない仕事だけに当初は苦労の連続でした。機械メーカーの担当者や同じ機種の利用経験がある別会社の人にまで細かく教えを乞い、プログラミングも一から学びました。シリンダーの非常に複雑な部分の切削のために、刃物加工業者と数か月に渡り試行錯誤を繰り返し開発したこともあります。その結果、Clavisの量産体制を確立することができました。あの時の達成感は生涯忘れないと思います。

 今は自分の手足のように慣れたCNC旋盤ですが、試作やオーダー品の切削加工の時には、あの頃と同様、機械と向き合い試行錯誤する手応えを楽しんでいますね。
 指導者としての責任も年々大きくなっていますが、例えば機械のちょっとしたクセや調整のカンといった、言葉や数値にしづらいものを部下や後輩にどう伝えていくのか。これはかなり難しいテーマであり、今後の私の課題ではないかと考えます。